9.太陽干し
革の表面にオイルを塗り太陽光の下で日焼けをさせます。

太陽光に当てる事によりオイルと革自体の油分が表面に浮き出て保護膜ができます。
この工程を経る事で色に深みが出るだけでなく薬品や保護材を使用せずに、自然の力で汚れを付きにくくする事ができるのです。
また、縫製前の段階で太陽干しすることで、完成時には目に触れにくい、入り組んだ細かい部分まで綺麗に仕上げる事ができるのです。
コインケース、バンド部分の色が濃いのは染色ではなく、日焼けさせる時間で調整しているためです。

やっと仕込みの工程が終わりました。手間がかかりますが、どの工程も省くことのできない大切な作業ばかりです。
もしかすると、製品の仕上がりは仕込みが全てと言っても過言ではないかも知れません。
さあ、やっと仕上げの工程に進みます!